年齢ごとの例と大人の役割

目安試せる作業気をつけること
2〜3歳ごろおもちゃをかごに入れる、本を持ってくる、服を洗濯かごへ。大人と一緒に。重い物や小さな危険物を避けます。
4〜5歳ごろくつをそろえる、ナプキンを並べる、決まった量の水やり。一度に一つの指示。食器や道具は安全な物を。
6〜8歳ごろベッドを簡単に整える、洗濯物を分ける、食器を流しへ、かばんを準備。終わりの見本を示し、安全に関わる所を確認します。
9〜12歳ごろ洗濯物をたたむ、机や床を掃除、簡単な食事の準備を手伝う。道具の使い方を教え、熱・刃物・洗剤は適切に管理します。
13歳以降食事や洗濯の一連の作業、買い物リスト、共有場所の手入れ。学校、休息、体調とのバランスを見ます。年下の子の世話を当然の役割にしません。

新しい作業を五段階で教える

  • 作業を一つ選び、「服をかごへ」のように短く言います。
  • 大人が最初から最後まで見せます。
  • 一緒に行い、途中の見えない手順を言葉にします。
  • 子どもが主導し、大人は必要な所だけ手伝います。
  • 終わりを一緒に確認し、できた行動を具体的に伝えます。

最初の一週間は少なめに

二つ程度の短い仕事から始めます。朝は「パジャマをかごへ」、夕方は「食器を流しへ」など、すでにある行動のあとにつなげると、声かけの場所と時刻が定まります。表に空欄があっても、埋める必要はありません。日曜に、続ける・変える・外すを一緒に決めましょう。

やる気の問題と決めつける前に

  • 始められない:仕事をさらに小さな一歩に分けます。
  • 完了で意見が割れる:何がどこにあれば完了かを書きます。
  • 表を見ない:作業する場所の近くへ移します。
  • 仕事は済んだのに印がない:印をつける係と確認時間を決めます。
  • きょうだいで比較する:件数だけでなく時間と負担を話し、嫌な仕事は相談して交代します。
  • 支援がもっと必要:絵、短い手順、一緒にする時間、静かな切り替えを使います。困難が複数の場面で続くときは専門家へ相談します。

ごほうびと声かけ

家族の一員として行う仕事に、毎回物やお金を結びつける必要はありません。新しい作業を練習するときに使うなら、実行できる小さな選択肢と受け取る時期を先に決めます。食事、睡眠、医療、愛情、普段の親子の時間を条件つきにしないでください。

このガイドの範囲

一般的な家庭で使える教育目的の提案です。医療・心理・個別の発達に関する助言ではありません。年齢だけで判断せず、経験、体の動かしやすさ、注意の向け方、感覚の特性と必要な手助けに合わせてください。安全に関わる作業は大人が判断し、必要な見守りを続けます。

参考にした専門機関の資料(英語)